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KAJIMA TREE

最終更新日:

大阪・関西万博の大屋根リングの木材が、横浜で高いタワーへ。木を使い継ぐ姿を、会場の風景の中で見られるランドマークです。

花と緑の向こうに細長い木造タワーが立つ、KAJIMA TREEの計画イメージ。
花と緑の向こうに細長い木造タワーが立つ、KAJIMA TREEの計画イメージ(完成写真ではありません)。
出典:博覧会協会「Village出展・テーマ営業出店」

基本情報

展示の種類
Village出展
出展者
鹿島建設株式会社
高さ
約60m(計画)
主な材料
大阪・関西万博の大屋根リングのリユース木材

※開幕前の公開情報をもとにまとめています。展示内容・利用方法は変更される場合があります。

大屋根リングの木材が、空へ伸びる

KAJIMA TREEは、大阪・関西万博で使われた木材を再利用する、高さ約60mのタワーです。鹿島は、大屋根リングの木材を次の使い手へつなぐ「ミャク市!」の公募で木材を譲り受けました。横に広がっていたリングの材料が、今度は空へ伸びる構造物へと姿を変えます。

解体した木材を、運び、確かめて、再び使う

解体されたリングの木材は、トラックで群馬県館林市へ運ばれました。公式特集では、運搬から保管、構造材として再び使うための準備までを紹介しています。

大屋根リングの木材をトラックへ積み込む作業の写真。
大屋根リング材の運搬準備。KAJIMA TREEの完成写真ではなく、再利用する材料を運ぶ工程の写真です。
出典:鹿島「生まれ変わる大屋根リングの旅(1)」
撮影協力:竹中工務店

屋外で使われた木材は表面が変色していますが、鹿島は、表面を削ると木肌が現れることや、強度実験・補修などを経て構造材に再生する過程を説明しています。見た目だけで状態を決めず、確認して次の用途へつなぐ取り組みです。

大阪・関西万博の案内表示が残る木材を重ねて保管している写真。
保管中の大屋根リング材。万博当時の案内表示が残り、材料が受け継がれることを伝えています。
出典:鹿島「生まれ変わる大屋根リングの旅(1)」

自然と技術を、構造から見る

鹿島は、日本の伝統建築の美しさと先端技術を組み合わせ、風や地震のエネルギーを受け止める構造を計画しています。外観図のシルエットと、実際の木材がたどる工程をあわせて知ると、資源を再利用する建築としても見どころが広がります。

来場前に確認しておきたいこと

  • 「タワー」は、展望台の案内ではありません。公開資料から、来場者が塔の上に登れるとは確認できていません。観覧範囲や利用方法は公式案内をご確認ください。